竜王戦 5組 決勝 藤井聡太七段vs石田直裕五段 対局勝敗

竜王戦 5組 決勝 藤井聡太七段vs石田直裕五段 対局勝敗

タイトル戦の1つ竜王戦は、ランキング方式です。

読売新聞社が主催のタイトルで、竜王戦の頂点に立っているのは、羽生善治竜王です。

竜王戦の挑戦者になるためには、各組のトーナメントを勝ち進んでいき、本戦の頂点に立たなくてはいけません。

成績のいい棋士、実績に従って1組~6組に分かれて行われ、それぞれの組の優勝者と準優勝者には、賞金が与えられます。

今回の藤井聡太七段と石田直裕五段の対局は、5組で32人でのトーナメントが組み広げられていき、その決勝戦です。

竜王戦で藤井聡太七段が始めた頃は、四段だったのですね。

そこから3段も上に、急激に登っていった恐るべき戦歴です。

29連勝した記録は、みなさんの記憶にも新しいことでしょう。さすがは、連勝を続けただけあってトーナメント5組でも、決勝にまであがっていきました。

そして、決勝の相手は、石田直裕五段です。

対局解説などでも解りやすく優しく対応される棋士で、人気の高いのが石田直裕五段です。

ちなみにわたしは、石田五段を応援しています。

今回の対局の内容は、どのようなものになるでしょうか。

 

対局内容

先手は、石田直裕五段で、後手は、藤井聡太七段です。

石田直裕五段は、攻めにも、受けにもまわれるように、じわじわと陣形を上にあげていきますが、藤井聡太七段は、歩を左側から早くも攻め上りはじめます。

それに受けて、石田直裕五段が左を厚くして、盛り上げていきます。

ここまでは前日、6月4日(月)の王位戦挑決 羽生善治竜王VS豊島将之八段の内容とまったく同じ場面になり、石田直裕五段や藤井聡太七段も、観て研究してきたものをぶつけあっているといった内容になりました。

石田直裕五段は、この陣形は深いところまで研究してきているということで、右側を攻め上り、逆に藤井聡太七段は、銀を引いて受けにまわりました。鏡合わせのような陣形では押し込んだ方に分があると解説者もいわれていますが、柔軟に受けに徹して、攻めに転じて、勝った例も少ないですがあるといわれていました。

お昼休憩

ここで、お昼休憩にはいりました。石田五段からになります。

それぞれの昼食内容は

一口ヘレカツ サービスランチなのに、石田直裕五段には、カツが出たので、今回は勝つのでしょうか。

値段も勝っています。

藤井聡太七段は、ボリュームのある冷やしうどんです。

藤井聡太七段にもR-1がつけられています。朝日杯のスポンサーであるR-1からの提供ではないのだろうかと解説者の山口恵梨子女流二段が話されていました。ちなみに、山口恵梨子女流二段ってかわいいですよね。賢いトークや空気を読む天才です。こんな弟子をもてる堀口弘治七段はうらやましいですね。声とかもかわいいです。将棋は「攻める大和撫子」という異名を持っているというのですから、これも驚きです。結婚はしていないということです。やっぱり女流棋士は、棋士と結婚したいと願うのでしょうか。棋士って良い意味で空気読めないタイプが多いですが、山口恵梨子女流二段は、他の業界でもやっていけるほど多才です。わざと解らないふりをする賢さがいいですね。

頭賢くて、美人って反則ですね。チートです。チート。ケーキが好きらしいです。女子高生の頃、授業中に突然「てんぷら油が食べたいな」と思ったらしいです。10kg太っていたといいますが、10kg増でも48kgなら太ってないですね。負の人生経験があるからこそ、思いやりの心があり、人格が高いのでしょう。料理も研究して、ゲームも楽しむということです。

 

 

お昼休憩後の対局

石田五段は、早目に対局場に来て、次の一手を考えられて、研究の末の2-5からの圭を成金を指されました。

解説者も驚きの圭上がりだという指しからはじまりました。普通なら2-5圭を相手の歩に取らせて、自分の2-6の歩を上にあげていくところをただで圭をあげるような驚きの1-3への圭への上りをみて、解説者も石田直裕五段の手を褒めていました。

そこから藤井聡太七段は、2-1の圭で成金を取りに行きました。そして、石田直裕五段は、1-4の打ち歩で相手の圭をとりにいきます。藤井聡太七段は、圭をあげることは、できないので、石田直裕五段のただであげたような圭が、ここで藤井聡太七段の圭を取ることで、封殺されました。

その後、藤井聡太七段の6-5の歩の上りも、解説者は驚きます。ここで、1時間20分程度の石田直裕五段の兆候になり、6-5に、6-6の歩を上げました。6-4に藤井聡太七段の圭を指されると、5-5の角を移動させられ、左下への圭の効きも嫌だということで、歩をあげたということです。ですが、府をあげたことで、6-3の銀が攻めあがって来るのではないかということです。

このあと藤井聡太七段が3-3に歩を打ちます。歩を1つ置くことで、藤井聡太七段の布陣が強固になり、銀を打たれた歩に取られたくないと思えば、銀は下がるなどになりますが、下がると藤井聡太七段の布陣に攻め込む意を失います。そこで、石田直裕五段がすこし長考。

そして、石田直裕五段の4-3への踏み込み成り銀の一手を打ち込みました。銀を引かずに強きの一手です。藤井聡太七段が守りを固めてきたところに銀を攻め、その成り銀を3-2の金を動かし、成り銀を取ります。

 

夕食休憩

ここで夕食休憩です。

3時間24分

3時間21分

対局終盤戦

終盤戦、7-6への歩を藤井聡太七段が、進めました。そして、それを石田直裕五段の銀が歩と場を取り直します。その後に、「筋」といった一着を藤井聡太七段が、指します。

それが、4-7への歩打ちです。

この歩は、8-4の金と2-9の飛車の絶妙な守りを崩していく手で、金は左に避けても、空いている6-6の場所に圭を打たれると、金金の両取りになってしまいます。右の3-8に金が避けても、6-6に撃つかもしれない圭が、5-8に飛んで成金になられると厳しくなります。

歩の一手で、相手の守りと自陣の攻撃をにらんだ「筋手」になっているのですね。

ですが、石田直裕五段も、もちろん負けてはいません。2-2の銀を1-3の成金で、取ってしまった後、5-6の角が、2-3へと斜めに飛べば、馬になり、王を圧迫していきます。また、6-5の歩を銀にぶつければ、銀は歩だけに銀を取られたくないので、歩を取りに行き、空いた6-3の場所に、また歩を置けば、金も歩を取るために、下へと向かいます。その後、藤井聡太七段の飛車を取りに行く、7-2へ銀を置いてしまえば、その飛車は逃げるか、その場にいるしかできなくなります。

 

ですから、ほぼ互角で、どちらかと言えば、石田直裕五段がやや優位かもしれません。石田直裕五段の陣形の守りは弱そうにも思えますが、意外と守りに向いている陣形で、なかなか崩されないとも言われていました。圭が上にあがれば、圭と金の壁が作り上げられ、その中に王を入れてしまえば、セーフティポイントになるということです。

6-3の歩を金で藤井聡太七段が取り、その後、石田直裕五段が7-2に銀を置いて、藤井聡太七段の8-1に置いていた飛車を取りに行くのですが、その飛車を藤井聡太七段が、8-6の歩を取り、石田直裕五段は、取られた歩の下に、8-7において、飛車は、また横の歩を取り、7-8に置いておいた金で、藤井聡太七段の飛車を取り、藤井聡太七段は、8-5に圭を置きました。

藤井聡太七段は、あと1手あれば、詰め手の道になっています。藤井聡太七段が持っている駒が、多いからです。石田直裕五段も飛車を取っているので、あと1手だけあれば、藤井聡太七段に王手に持っていけます。

たった1手の差だけの接戦です。

 

そして、石田直裕五段は、金を7-6の置かれた圭に近づけ、自軍の王から離した手を繰り出しました。

ここで、藤井聡太七段が持ち駒をつかって、石田直裕五段を詰めるのか、詰められないのかです。もし、詰められなければ、石田直裕五段の飛車を使った攻めで勝ちです。

王が逃げ切れるか石田直裕五段。解説者もふたりで、何十通りものここからの詰めを考えて、繰り返すのですが、石田直裕五段も、藤井聡太七段も、それを頭の中でやらなければいけません。

残り時間は、石田直裕五段が10分を切り、藤井聡太七段は1時間程度です。

今回は、歴史に残る名手場と解説者もいうほどの一戦です。

解説者からいうと、藤井聡太七段の4-8の成金の「と」が5-8へと左にうごくと、詰め路ということですが、それを導けるか、それとも、他の詰め路があるのかです。

そこで、藤井聡太七段が残り30分のところで打った手は

7-8に歩で王手をかけました。これはどういう意味になるのでしょうか。

この歩を王で取れば、7-7に置けた圭も王で取ることができなくなります。そして、石田直裕五段は、2分ほどで王で歩を取りました。

すると、藤井聡太七段は、さらに7-7にまた、歩を打ちました。

そして、石田直裕五段は、王を8-8へと逃げました。

そして、7-8に銀を藤井聡太七段が、置きました。

ここで、石田直裕五段は、5-6の角を動かすのか、7-6の金で、上の圭を取るのかです。

ここで、石田直裕五段の時間は、残り2分になり、その後は、1分将棋になり、秒読みが開始されます。

石田直裕五段は、角を動かし、銀を取りました。

藤井聡太七段は、歩で角を取り、その成金になった歩を王で取りに行きます。

 

そして、藤井聡太七段は、8-6圭をさらに圭を増やしてきました。

 

そして、金で、その圭を石田直裕五段は、とりました。

そして、銀を7-7に置き、石田直裕五段は、圭で、銀を取りに行きました。

残っていた圭を飛ばし成金になり、また、その成金を王で取りました。

そして、角を6-6に打ち込み、王手で、その後金を7-7に置いて、石田直裕五段が、投了しました。

96手の熱戦で、藤井聡太七段が5組の優勝を果たしました。

本戦へと進むことになったのは、藤井聡太七段です。途中までは、自信がなく、石田直裕五段に負けていると思っていたが、なんとか勝てたという言葉でした。

石田直裕五段は、終始押されていて難しく、藤井聡太七段は、ミスが少ないと感じたという感想を聞かせてくれました。

とてもいい戦いでした。石田直裕五段、おしかったですね。

最後まで、石田直裕五段が勝つと思ったほどの熱戦でした。

 

 

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