グアテマラで噴火したフエゴ山の性質と被害の原因

グアテマラで噴火したフエゴ山の性質と被害の原因

グアテマラで99人の死亡者と200人の負傷者を出し、170万人の避難を余儀なくされ、いまもなお被害が増え続けているフエゴ山とはどのような山なのでしょうか。また、どうして、99人以上も被害者が増えてしまったのでしょうか。

まず、火山の特徴としては、成層火山と楯状火山になります。

成層火山は、ドロドロとした溶岩が流れ出し、火山のガスをため込んで大爆発を起こしやすいのです。

楯状火山の溶岩は、サラサラとしていて、外に噴出しやすく、つまることなく外に溶岩が出ていくので、爆発しにくいのです。

山から流れ出す火砕流は、600度以上で、時速100kmにも及ぶ速さで迫って来るといわれています。また、火砕サージといわれる粉のように降って来る火山灰は、数約度の熱と100km以上の速さなのです。この火砕サージによって火砕流が来ないところにまで被害を及ぼすのです。今回のグアテマラのフエゴ山は、このような被害が拡大しています。

その後、雨などが降ると、火山泥流になり、時速数十kmで、押し流されていきます。今回もこのような火山の性質によって被害が増え続けているのですね。

ですが、一番の被害の理由は、多くのひとたちが、避難することをやめて、家に止まってしまっていたというのです。

なぜ、避難をせずに、危険な選択をしてしまったのかというと、グアテマラの治安の悪さが原因ではないかと考えられています。

治安の悪いグアテマラなので、市民は、家を留守にするとこの災害を利用して、空き巣が家を狙ってくるのではないかと多くのひとたちが避難しなかったのではないのかというのです。空き巣が来るのを防ぐために命をうしなってしまったのなら、残念なことです。

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