2018年 ワールドカップ モロッコ対イラン グループB 勝敗

2018年 ワールドカップ モロッコ対イラン グループB 勝敗

モロッコとイランの初戦は、0-1で、自殺点によって後半ロスタイムでイランの勝利になりました。

世界ランク41位のモロッコと世界ランク38位のイランがワールドカップグループBで戦います。

グループBは、スペインとポルトガルの強豪国がいるだけに、お互いトーナメント進出を考えたら、この試合は、必ず勝たなければいけない試合になります。勝ち点3を取らなければいけない必死の試合になるので、点数を絶対にいれさせない硬い守りに前半はなっていくかもしれません。

イランもモロッコも負けられない試合です。これに負ければトーナメント進出は厳しくなるからですね。どちらもポジショニングは、3-5-3です。

 

試合内容

 

最初のシュートは、前半1分のモロッコになりました。

モロッコがセットプレイやサイドからの攻撃によって積極的にチャンスを生み出していきます。両者とも、攻撃的に試合を進め、いいプレイが目立ちます。

モロッコは、スピードのある迫力プレイを堂々と繰り返します。イランは、耐えて、カウンターを狙うというスタイルの試合になりました。

想像力のあるプレイというよりは、スピードと積極性にフォーカスしたようなモロッコの攻撃ですが、試合に慣れるのが早いのは、モロッコでしょう。守ることばかりのイランは、カウンターもなかなか出すことができていません。

 

前半18分、モロッコは、あと少しでゴールといったところまで追い込みます。

ゴールキーパー前で、こぼれたボールを競い合って、ピンポンのように跳ね返るボールを3度もシュートを繰り返しますが、ゴールには至りません。

モロッコのスピードがはやく攻守の切り替えが早くて、イランはすぐにボールを失ってしまいます。ですが、激しい動きを繰り返しているモロッコの体力は確実に減っていきます。イランは前半を守り抜ければ、後半からは体力があることで、優位になるかもしれません。

イランは、モロッコの激しい攻撃のあと、早いカウンターを狙うのですが、ワールドカップの試合の攻撃になれていないせいか、すぐにボールを奪われてしまいます。

ですが、モロッコの攻撃力は遠くからの威力のあるシュートなどでも、イランの硬い壁の前に跳ね返されます。

モロッコ的には、カウンターを狙ってきたイランからボールを奪い、カウンターのカウンターをさらに早い動きで狙っていきます。

 

モロッコは、硬いイランのポジションをドリブルでも突破して、そのままシュートを放つほどです。遠距離攻撃も近距離攻撃も巧みに使いこなすモロッコは強いです。しかも、ちゃんと枠内へのシュートです。

 

前半42分、体力が減り始めたモロッコの攻撃が少し緩やかになったことで、イランにもチャンスが出始め、試合最大のイランのチャンスが、つながるパスワークから生み出されるのですが、ゴールには至りません。

モロッコも後半戦を考えたら大量温存しなければいけないので、この展開は計画通りでしょう。

ですが、攻撃するモロッコと守るイラン両方ともいい内容のプレイを見せてくれています。気持ちの入った選手たちの動きは、会場全体を盛り上げます。

 

後半戦

後半戦は、前半戦と同じように、モロッコが主導権をとろうと、激しい攻撃がもどり、体力を休憩で得たことで、攻撃をしかけます。イランも主導権を変えさせないと、ボールを前半よりもとりにいきますが、なかなか、思うようにはいきません。

ここまでは、モロッコの計画通りの流れではないでしょうか。

どちらも、いいプレイを続けています。エジプトとウルグアイ戦とは違った能力の高い試合が繰り返されます。

モロッコは、トラップこそあまりよくありませんが、その速さには驚愕です。ですが、そのモロッコをイランがきちんと止めているので、両者とも集中しています。

モロッコの攻撃は続いていますが、やはり前半よりも体力が低下しているのは事実ですから、激しい攻撃の時間帯は短く、またイランの守りに捕まってしまっています。

最後の最後にまで、ボールを運んでいくことができなくなりつつあります。

 

モロッコとイランの戦いはどちらも勝たなければいけない試合だけに、激しい試合になり、負傷者が多いです。韓国のように悪意的なものではなく、正々堂々としたお互いの激しい試合ですが、それだけに、不意の事故は危険になります。

両チームとも3人しかない交代枠を次々と使っていきます。

イランは、足がつる選手も出てきました。攻めている方も大変ですが、守るほうは精神的にも疲労していきます。

足をつった選手にブーイングも湧くほど、場内は、興奮の中にあります。

後半ロスタイムは、6分と長いです。ですが、その中で、ペネルティエリア近くでペナルティをイランに与えてしまいました。イランは、最後のチャンスとして、ボールをあげて、セットプレイによってイランがゴールを取りました。

ですが、得点をいれたのは、モロッコ選手です。ヘディングで自殺点をいれてしまったのです。

そして、試合はそのまま1-0で、イランの勝利となりました。

 

両チームともワールドカップにふさわしい気持ちの入った試合内容でした。試合内容は、モロッコが最後まで優勢でしたが、最後は運がありませんでした。残念です。

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