ロシアワールドカップ 強固な守備と情熱サッカー ウルグアイ対ポルトガル

ロシアワールドカップ 強固な守備と情熱サッカー ウルグアイ対ポルトガル

試合結果

ポルトガルとウルグアイの試合は、2-1でウルグアイの勝利です。素晴らしいウルグアイのプレイが飛び出し、ポルトガルも最後までいい試合をみせます。

チーム状況

☆ポルトガル

ポルトガルは、あのスペインに初戦3-3で激闘を引き分けで見せています。次戦モロッコに1-0で、勝ち点4として、最後の試合でイランに1-1で引き分けになり、勝ち点5で困難の中トーナメント進出を決定づけました。

〇ポルトガル対スペイン

〇ポルトガル対モロッコ

〇ポルトガル対イラン

スペインとの試合は、すごいの一言でした。ポルトガルの組織力は今まで見た中でも1番だとさえ思えるほど、素晴らしいもので、まるでレアルマドリードのような戦いでした。縦への速さはレアルとひけを取らないと思えました。今まではロナウド1強といったチームで3ランクも下のようになっていましたが、スペインにまったく負けないほど強かったです。そんなポルトガルであっても、簡単にはトーナメント進出することはできませんでした。スペインはさらに苦しみました。ですが、苦しんだほどのグループBの攻防は、トーナメントでも役立たせることでしょう。苦しんだ試合を乗り越えたチームだからこそ、団結力は高まるはずだからです。

ポルトガルは、ワールドカップでの優勝は1度もありません。最高は1966年の3位です。絶対的エースのロナウドの台頭から注目されてはいても、ワールドカップに出場することさえ長年苦しんできた国でした。

ですが、今回のポルトガルは違います。ロナウドは当然スーパーエースですが、その他にも、リカルド・クアレスマ(FW)やルイコスタの再来といわれたジョアン・モウティーニョ(MF)などもいます。成績こそそれほど出していないですが、話題にあがるような選手たちです。ポルトガルと言えば、守備陣です。ボランチの名手ペペ、ラファエル・ケレイド(ドルトムント)などが10試合無失点という快挙をなしとげました。スペイン戦では、3点いれられましたが、その堅さはスペイン艦隊を防いだことからも解る通りです。サッカーは組織スポーツでもあるので、スーパースターが多くいればいいというものでもありません。個が強すぎれば、組織はまとまりがなくなってしまうからです。そういう点では、ポルトガルはバランスがいいチームと言えるのではないでしょうか。

 

☆ウルグアイ

ウルグアイは、グループAでロシアと危なげなくトーナメント進出を果たしたチームです。初戦エジプトに1-0、サウジアラビアに1-0、そして、あのロシアに3-0で勝利し、勝ち点9で勝ち登って来ました。

〇ウルグアイ対エジプト

〇ウルグアイ対サウジアラビア

〇ウルグアイ対ロシア

ロシアが強いのは、今大会をみていた人は解ると思いますが、その他のサウジアラビアやエジプトも強かったです。今大会はレベルが高いチームが勢ぞろいしていてグループAも簡単に上がれるようなものではありませんでした。サウジアラビアもエジプトも日本よりも強いかと思われるほどのチームでした。その中でもウルグアイは連勝して勝ち進んできたのです。

ロシアは体力を温存しようとしていたのか、全力での試合にはなっていませんでしたが、それでも、ウルグアイは常に全力で戦い続けてきました。気力精神力体力ともに、万全でポルトガルとの戦いを迎えるでしょう。

ウルグアイの中心人物として、やはりカルヴァーニやスワレスです。

この2トップの連携は素晴らしく、カルヴァーニの安定した華麗なプレイは、ウルグアイチームに洗練さを与えます。1つ1つのプレイが素晴らしいものです。スワレスの攻撃力は言うまでもありませんが、その意欲の高さは、FWでも1位だと言えるほどです。動物的な本能で、ゴールを狙いに行きます。今大会は、その牙が相手の体に食い込ませてレッドカードを出して退場とならないようにしてほしいです。

また、若手など有力な選手たちが育ちはじめ、南米ではブラジルに次いで2位という成績でワールドカップ出場を果たしてきたのです。アルゼンチンよりも上の成績なのです。

ポルトガル押しのわたしですが、それでもこのウルグアイに勝てるかといえば、頭をかしげてしまいます。解らないだけに楽しみなカードが、ポルトガル対ウルグアイなのです。

何が起こるのか解らないのがワールドカップです。その情熱から気後れするようなウルグアイではありませんが、ポルトガルは逆に気後れしてしまうかもしれません。その実力を発揮すれば、ポルトガルが勝てると信じています。

試合内容

緊張感のある激しい試合内容になっています。

ひとつひとつのプレイが集中して行われていることが解ります。

 

外れましたが、最初にヘディングシュートを放ったのは、ポルトガルです。

ウルグアイは、高い位置からの激しいプレッシャーを心がけています。ロシアとの試合の時のように、激しいプレシャーをかけることで、相手にいいプレイをさせないようにしています。

前半5分、シウヴァからのボールが軽く落とされ、ロナウドがそのボールを強烈なシュートで蹴り込みました。それはキーパーの前だったので、受け止められましたが、会場はどよめきます。

前半6分、ウルグアイが、カウンター気味で、攻撃にはいり、ものすごい早いスピードで、カヴァーニからスワレスにロングパス、そのスワレスからまたカヴァーニにロングセンタリングがわたって、ヘディングシュートでゴールしました。素晴らしいプレイです。ものすごい飛び込みヘディングです。絶妙すぎます。

これで、1-0でウルグアイが先制しています。

ポルトガルは、まったく慌てることなく、試合をそのまま続けます。ロナウドも笑っていいプレイだと認めたように試合を開始します。

今大会は、本当にレベルが高くて、素晴らしいプレイが続きます。

パス回しなども、どちらも本当に早くて正確です。

パス回しや正確さは若干ポルトガルのような気がしますが、それにも増してウルグアイの熱意のようなプレイが光ります。

 

スワレスは、マークされるのは当たり前で、それを逆に利用するように、大げさに転んでみせます。そして、エリア前でフリーキックを獲ます。

21分、スワレスは、前回と同じ低くて速いシュートを放ちますが、それはポルトガルのキーパーが読んでいたのか、確実に横跳びではじきます。

好セーブをキーパーがみせます。

ポルトガルが、前半32分に、エリア前でフリーキックをもらいロナウドが蹴るのですが、壁に当たってしまいます。

 

ウルグアイサポーターの声援がすごいです。アルゼンチンのゴールをみて狂ったようなマラドーナのような声援を送ります。フーリガンのようにみえます。

グループでも、無失点で守りぬいたウルグアイの守備をポルトガルもなかなかこじあけることができません。

 

スワレスが、ジャンプのボールの取り合いから、背中を接触させるのですが、当たっていない頭を抱えて痛がり、試合を止めようとします。その倒れた瞬間、ちゃっかりカヴァーニもひとりで足を滑らせて転んでいました。

この調子では、さらに感情的になったら、必殺の噛みつきが出るかもしれません。

なかなか、ポルトガルがいいプレイをエリア内で出来ずに、後半は終わりました。

ウルグアイの守備の高さが垣間見えました。

1-0で、ウルグアイがリードです。

 

後半戦

後半もウルグアイの熱いプレイが続きます。

1つ1つのボールに反応して、プレッシャーをかけ続けます。最初から最後まで全力でいくつもりでしょう。

いまのところ、前半を含めてスーパープレイをみせているのは、ウルグアイだけです。

 

ポルトガルが、9分に、左サイドでフリーキックをもらい、そこからセットプレイであわせて、ペペが1-1の引き分けゴールを決めました。

これでポルトガルはのってきて、ウルグアイは落ち込むでしょう。

後半17分、カヴァーニがパスを受けてそれを決めるごとく決めて、2点目をいれました。素晴らしい崩しからのシュートです。

2-1です。

横から横へと向かわせるウルグアイの攻めのパスには、人間の脳は追いつけません。

ここからポルトガルの攻撃かと思ったこの時にいれてくる2トップのカヴァーニは、すごいです。またウルグアイに流れを呼び込みました。

24分、ポルトガルが攻撃をしかけ、ウルグアイのキーパーがキャッチミスをして、ボールがこぼれそれをポルトガルの選手が、足ではじくと、ゴール前にはキーパーなしになり、そのままシュートを打つのですがそれは大きく上に上がってしまいます。

 

その後、カヴァーニが足をひきずりながら、ロナウドに肩を借りて交代退場します。

 

ロナウドは、カヴァーニの素晴らしいプレイを評価するような態度を取っていたので肩を貸したくなったのでしょう。あとは、時間を使わせたくもないというこのあったでしょう。

時間も後半36分となり、10分をきりました。

ポルトガル追い込まれていきます。

スワレスは、倒される時も本気で大げさに倒れ込みます。時間を費やしたいようですが、審判は無視です。

スワレスは43分にも倒れますが、また無視され、立ち上がって審判に何か手を振っていいますが、また無視されます。

 

ロスタイム4分です。

このレベルのチームなら点を取れる時間です。

ここでポルトガルもアルゼンチンとともに消えるのは悲しい。どっちが消えても残念に思えますが。

どうみても反則を取っていいものを審判は取らなくてロナウドが叫んでイエローカードをもらってしまいます。これで勝利しても、ロナウドは次にはイエローカード2枚で出場できません。

最後の攻撃か、コーナーキックです。最後の最後のコーナーキックです。

最後のセットプレイで、ウルグアイ選手のハンドをポルトガルが主張してビデオ判定になりますが、無効になり、笛が鳴りました。

ここでポルトガルは敗退です。

素晴らしいウルグアイの2点で、ウルグアイの勝利です。

 

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