野焼き問題 苦情多発

野焼き問題 苦情多発

日本人なら一度でも、野焼きの煙が煙たいなーと思ったことがあると思いますが、毎年のようにこの野焼きについて、苦情が出ているといいます。普通のひとが野焼きをすることは、法律的には禁止されています。ですが、農業の方が野焼きをすることや祭りでの野焼きは、法律的には、禁止ではありません。それでも、その煙は、家や洗濯ものにかかってしまうので、苦情が来ると言います。

そもそも、野焼きとは、畑やまわりの草を燃やして、土の上のものを燃やすものです。そして、土の中は燃えないので残すことが出来るのです。そして、その野焼きによって灰を多く作ることができ、その灰は良質な肥料になるのです。この野焼きは、日本の文化であって、先人の知恵として、昔から行われて来ました。これは伝統とでもいえるのですね。

法律的には、悪くはありませんが、農業の方たちは、苦情になっていることを知れば、簡単にすることが心苦しくなってきます。ですから、廃棄処理をする律儀な農家の方もいて、焼くためのものを集めて、処理場で処理をしてもらうわけですね。ですが、これをやろうとすると、4万円もかかってしまうといいます。農業はそれほど豊かなものではないので、死活問題となってしまうという新しい問題を生んでしまいます。

何だか、自然に暮らそうとしている者同士が、お互いに問題となって理解しあえなくなるのは、悲しいことだと思わされてしまいます。毎年のように野焼きによる苦情は増えていくので、刈り取った稲わらを細かくして土に混ぜ込むという大変な作業をする農業の方もいるそうです。

野焼きをすることを告知して、近隣の方たちに理解してもらおうとその日は、洗濯物などを干さないようにお願いするのですが、それを忘れられて、いつものように洗濯物を干されてしまうというケースもあるそうです。そうすると、やめざるおえないので、野焼きをあきらめる農業の方もいるそうです。その家庭は野焼きに理解力があって、気にしないとおもって干したのかもしれませんが、農業の方は、気にしてしまうわけですね。

その他にも、農道という農業の方たちのための道があるのですが、農業の方は、その農道にトラックやトラクターを停車させます。その農道に車が、走って来ると、苦情を言ってくるひとがいるらしいですが、農道だとは知らないわけですから、理解されず、悲しいすれ違いがおこってしまうわけです。本来は、その車が違う道を使うべでなのでしょうが、一般人は知らないので、こういうことになります。野焼きと似ているケースですね。

野焼きの苦情問題の発端は、もともと農業の土地に、区画整理をして、その区画整理をした土地に住宅やマンションなどを建てていったので、この野焼きによる問題が、起こり始めたといいます。

はじめは、農業の方のほうが早く来ているので、農業の方への理解をするべきだとは思いますが、不動産業者などにはそういった説明もなく、住み始めた人からすれば、苦情に発展してしまうのでしょう。

野焼きは、1年に1度だけだからと理解してくれるかた多いのですが、中には、それでも納得しない方もいるというので、どうすればいいのでしょうね。お互い様ということで、野焼きという自然的なものを理解していけるように、したいものですね。その農業のおかげで、わたしたちも生きていられているからです。

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